定年退職後から一気に血糖値が上がり薬の処方が必要な体になってしまいました!
現役の時の定期健康診断では、血糖値・HbA1cともに多少高めでしたが薬の世話になるほどの状態ではありませんでした。
糖尿病を甘く見ていました。
糖尿病についてネットで調べてみて、ひょっとしてこの病気は不治の病ではないのか?
治療薬が無い⁉
薬で血糖値を下げることはできても治療薬ではないということです。
侮れない病気ですよね!
👀目 次👀
[1].健康志向とマインド!
健康志向とは、健康に暮らしていくために、バランスの良い健全な食生活や適度な運動を行うことです。
ビジネスの世界でよく使われる『ビジネスマインド』という言葉があります。
ビジネスマインドはビジネスマンの心構えという意味で使われています。
健康を追求する上で、健康志向とマインド(考え方や心構え、気持ちの持ちよう)が非常に大切であると思います。
健康でなければ生きている意味もありません。
これはチョット真剣に考えなければならない問題だと思いました。
治療を受ける場合、患者から相談しない限りは医師は機械的に診療をこなすだけです。
普段から健康志向とマインドを高めて自分の健康に敏感になり病状や変化を理解しておく必要があります。
[2].経 緯
糖尿病との戦いは定年の翌年からですので今年で11年になります。
糖尿病と診断されたのは定期健康診断でした。
診断結果は血糖値432 mg/dL 、HbA1c=11.2 % でした。
あまりに酷い数値に驚きを隠せませんでした。
振り返れば、そうなる兆候はあったのです。
現役のころから、健康診断の血糖値はやや高めでしたので、糖尿病になる下地はあったかもしれません。
治療をするほどではありませんでした。
そして、定年の翌年2011年5月の健康診断の結果、糖尿病であることが判明しました。
このような酷い数値がでるとは想像していませんでしたが、その兆候は間違いなくありました。
それは、遡ること2ケ月前の3月11日です。
奇しくも黒やん69は、その日仙台市内で息子と一緒に東日本大震災に遭遇してしまいました。
大震災時に食料が手に入らずチョコレートなどの甘いもので飢えをしのぎ、その後の暴飲暴食が急激な血糖上昇の引き金になったのではと推測しています。
健康診断を受ける前の状態は、喉の渇きがひどく頻尿も発生しており、家族からもチョット異常じゃないのと言われていました。
[3].検査・治療
内科での検査で、空腹時血糖値、随時血糖値、HbA1cの測定を行った結果は!
重度の糖尿病で、インスリンの出が悪いことが判明しました。
ここから人生初めての糖尿病薬が処方されました。
また、合併症の1つである糖尿病網膜症の検査を行いました。
異常はなく一安心でした。
[4].対 策
糖尿病の場合、薬の治療だけでは現状維持するのは難しいと思います。
ここで健康志向とマインドが最重要になってきます!
計画を立てても実行できなければ意味がありません。
しかし、完璧を求めると失敗します。
少しずつコツコツと出来る範囲でやるという気持ちでやる方がよいでしょう。
- 対策1 ➡食事療法(野菜中心、規則正しい生活)
- 対策2 ➡運動療法(ウォーキング、筋トレ、自転車、※踵落とし体操)
※あるテレビの健康番組で紹介されたもので血糖値を下げる効果があるということで始めました。 - 朝食の時間を守り、朝食重視に変え、昼食・夕食は控え目にしています。
- 毎朝ドンブリ一杯の野菜スープがメインの朝食を取ります。
[5].効 果
対策を取り入れてから少しずついい兆候が見えてきました。
4月以降7月現在はHbA1cが平均で6.4%で糖尿病としては比較的低い数値を記録しました。
- 効果1 ➡薬を5月から2剤を1剤に減らしても数値は低めで安定しています。 《薬を減らしている理由 ➡味覚障害が疑われているため》
- 効果2 ➡体重が1㎏減少し60㎏を割るようになりました。
[6].今後の目標とPDCA
- 『目標1』➡HbA1c 6ヶ月平均で6.4%を維持
- 『目標2』➡対策は継続(PDCAで見直しを図る)継続は力なり!➡いいことはコツコツ続けることが大切です。
- 現在は糖尿病と闘い一進一退を繰り返しながら治療を継続しています。
新型コロナの影響で、外出も控え運動もおろそかになってしまいマインドが低い状態です。 - コロナワクチンも3回目の接種を済ませ一安心というところです。
- 暖かい日も多くなってきたので外で体を動かすことを復活させました。
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